腰部脊柱管狭窄症・腰椎分離すべり症

症状

腰部脊柱管狭窄症

しばらく歩くと、だんだん脚が疲れたり重くなったり痛みが出て、歩くことが困難になります。「しばらく休むとまた歩けるようになる」、「前かがみになると楽になる」という状態が特徴です。

腰椎分離すべり症

主な症状は腰痛で、重く鈍い痛みを感じます。同じ姿勢を続けたり、重いものを持ち運んだり、体を後ろに反らせると痛みが強くなります。腰痛だけではなく、脚の痛みやしびれが出ることもあります。

治療方法

低侵襲経椎間孔進入椎体間固定術(MIS-TLIF)

患部のある背中や腰の部分を3cm切開し、内視鏡と特殊な器具を挿入して症状がある椎間関節を切り取り、椎間板を取り出します。そこに患者さまご自身の骨や骨バンクの骨を挿入して、椎体と呼ばれる背骨を固定する手術方法です。小さな傷口で手術を行いますので、患者さまの負担が少なくすみます。

手術後は?

手術後間もなくは多少痛みがあり、ベッドで安静が必要です。手術の翌日から、コルセットをつけて歩行トレーニングを開始します。平均10日前後で退院できますが、手術後3ヵ月は安静が必要で、その後、仕事へ復帰できます。手術後、骨が癒合する期間は約6ヵ月かかります。

手術の主な流れ

メリットとリスク

メリットは、従来の方法と比較して手術の傷が小さく、術後の痛みを軽減し、早期社会復帰・医療費の削減などにも大きく寄与した治療法です。
リスクとしては、ごくまれに、手術中、手術後の合併症が起こることがあります。